コンサート出演記


いったい何を血迷ってこんなことを書き出したのでしょう?自分でもよく解りません。^^;)学生時代はバンド活動に明け暮れました。それほどたいした活躍はできなかったですが、それでも充実した時間を過ごすことができました。そんな男の記録です。プロのミュージシャンになるには、よほどの覚悟が必要です。


[中学生の頃]

ギターを弾き始めたのは、中学生の2年生だったと思います。最初に買ってもらったのは、質流れ(?)のガットギター。それでも音は気に入っていました。その後、フォークギターを買ってもらって、そのガットギターを友人に売ったのですが、その友人はかなり気に入っていた様子で、「後で気が変わっても絶対に返さないからな」と念を押されました。さて、中三の文化祭で弾き語りをしたのが、人前で演奏を行った最初になります。この時クラスでは、'かぐや姫'派と'井上陽水'派がいました。私は陽水派でした。文化祭では'かぐや姫'派と'井上陽水'派が交互に教室で演奏をしました。今思えば、思い出すのも恥ずかしい出来事でした。あろうことか、歌まで歌っていました。演奏した曲は覚えていません。中三の初め頃に、Bassを小遣いで買いました。リッケンバッカーのコピーモデルで、定価5万円のが半額で売っていたのを買いました。ハードケース付きだったのですが、このケースが重くて持ち運びに苦労しました。色は黒でした。Bassを選んだのは、低音がその頃から好きだったからです。^^;)

[高校生になって]


・高校一年生(1976)

 高校に入って先ずやったことは、メンバー探しです。同じクラスにギターがいたので、二人で「軽音楽同好会」に入りました。そうして同学年のメンバーを集めたのですが、ドラムがいません。とりあえずキーボードの人がドラムもできるということでドラムをやってもらいました。メンバーは、


バンド名:Comunication Break Down
1st g:リリーズT(Bluesが好き)->彼は当時アイドルのリリーズのファンだった
2nd g:I(単に目立ちたかった?)
Ds (Key) :ネズミ男(プログレ好き)->ネズミ男に似ていた
Bass :私(当時はこれといって好きなものがなかった)

というバンドが出来上がりました。いきなり2nd gは練習に出てきません。そして、どんな曲をやるのかもみんな方向性がバラバラです。色々話し合った末、みんなが嫌いでないジャンルということで、アメリカのブルース系(?)のバンドの曲をやることになりました。(おおざっぱな話) 先ずは、秋の文化祭(高校ではこう言っていた)を目指して練習が始まりました。またまた困ったことが起きました。Vocalがいない!!! なんだかんだでVocalを押しつけられてしまいました。曲によっては歌えない曲もあるので、それはネズミ男君に...

 この時演奏した曲は、

1.Roll on Down The Highway(Backman Turner Over Drive)
2.Long Train Runnin'(Doobie Brothers)
3.China Grove(Doobie Brothers)
4.Can't Get Enough(Bad Company)
5.Lettin' Go(Paul McCartney & The Wings)
6.謎のロックンロール

 持ち時間は30分だったのですが、時間が余ったので、最後の謎のロックンロールを追加しました。単に3コードのロックンロールでした。録音が残っていないので、記憶だけが頼りですが、個人的には終わった後落ち込んでいました。演奏中も先輩の「まだやるの」という声も聞こえてきたし。後で、友人に訊いたところ、悪くなかったと言ってくれました。これが人前で初めてやったロックの演奏でした。 あ、2nd g君は、文化祭が近づいてからやってきました。時間がなかったので、サイドギターで地味にやってもらいました。


・高校二年生(1977)

 先ず、春に新入生歓迎コンサートというのがありました。この頃までには2nd g君もまじめに練習に出てくるようになりました。Vocalもやるというので、私は恥ずかしい思いをせずにすむようになりました。(^^)

 さて、ドラムの件ですが、この頃には、チャーリー君(ヘビメタ好き)がドラム担当になっていました。彼は元々Vocal志望で、デモテープ(なんと'銀嶺の覇者')を持ってきてくれたのですが、使えない...で、セッションをやっているときに彼にドラムをやらせたら、いけそうなのでそのままドラムとして採用しました。(いい加減)ということで、メンバーは、


1st guitar :リリーズT(ブルースが好き)
Vocal,2nd g:I(単に目立ちたかった?)
Key&Bass :ネズミ男(プログレ好き)
Bass & g :私(アメリカンロックとジャズ)
Ds :チャーリー(ヘビメタ好き)->チャーリブラウンに似ていた

となりました。演奏曲は、

1.Don't You want to No More〜 (Allman Brothers Band)
2.Jumpin' Jack Flash (The Rolling Stones)
3.Stairway To Heaven (Led Zeppelin)->2nd gは私
4.Further On Up The Road (Eric Clapton)

でした。この時の演奏はテープが残っています。お昼の放送で流されてしまいました。今聴くと、チューニングが甘いなど不満がいっぱいですが、当時としてはなかなかの出来でした。これはひとえにT君のおかげでしょう。最後の曲が終わると、凄い拍手をもらったので大変うれしかったです。

 この頃買ったお気に入りのBassの写真です。Aria ProIIのJazz Bassモデルで当時の値段で8万円しました。ホワイトアッシュのボディにメイプルネックで、指板は黒檀とName Valueに比べて遙かにまじめに作られています。フレットを抜いてPick UpもAlembicに換えましたが今でも大事に使っています。何度か売ってくれと言われたことがありますが、気に入っているのでとてもそんなことはできません。

 次は秋の文化祭なわけですが、その前に問題が起きました。VoのI君は、何を勘違いしたのか、当時つきあっていた彼女とデュエットするからおまえら(私ら)はバックバンドをやれと発言。必然的にI君は浮いてしまってそのまま脱退。秋の文化祭は、4人で臨むことになりました。この時は、演奏時間が短くて、15分しかもらえませんでした。Voもいないので、インストで2曲です。

1.Spinning ToeHold (Creation)
2.In Memory of Elizabeth Reed (Allman Brothers Band)

1.はプロレスで有名な曲です。この曲で初めてチョッパーを用いました。
2.は10分位の長い曲で、力作でした。ギターは一人なので、Dickyのパートはカットです。
 録音は残っていませんが、演奏は良かったと記憶しています。やはりギターのT君ががんばりました。

 この後、先輩からコンサートのオーディションのお誘いを受けました。大阪の箕面市民会館で行われるコンサートのオーディションでした。先の2.をスタジオで録音して応募。(出来は良くなかった)めでたく合格しました。4人ではメンバーが足りないので、ギターとボーカルを補強。Voはほとんどトラ状態です。なぜかこの時のTicketがあったので貼り付けておきます。

1st guitar :リリーズT(ブルースが好き)
2nd guitar :シグK(ブルース系が好き)
Key :ネズミ男(プログレ好き)->あだ名はネクタイ男に
Bass & g :私(アメリカンロックとジャズ)->この頃はパンクも聴いていた
Ds :チャーリー(ヘビメタ好き)
Vo & Per :N(やっぱり目立ちたがり)

演奏曲は、

1.Unsung Hero (The Crsedars)
2.Ramblin' Man (Allman Brothers Band)
3.In Memory of Elizabeth Reed (Allman Brothers Band)
4.Further on up The Road (Eric Clapton)

4.は本当は、'Hotel Calfornia'だったのですが、T君はできないと言ってこの曲になりました。録音は残っています。まあまあの演奏でした。 コンサートの最初のバンドだったのですが、幕が開いて司会のお姉さんの案内があってから演奏を始める予定になっていたのですが、T君は幕が開くやいなやイントロを始めてしまいました。手で制止の合図をしたのだけど、見てもらえず1曲目が始まってしまいました。お姉さんは怒って後では口もきいてもらえませんでした。お姉さん、ごめんなさい。m(__)m


・高校三年生(1978)

 一応、進学校だったので、お受験があったのですが、文化祭の最後に行われる後夜祭のステージは、憧れでした。ここに出れるのは、三年生がほとんどです。PAの手配やら面倒な仕事もこなしていざステージへ。この時のVoは適宜入れ替わって歌っていました。(クラスの人気者が出てくる)この時初めて、ニューミュージック系の曲を演奏しました。2曲を完成させるのにたった2週間しかかからなかったのに、一番受けてしまった。今までの努力はいったい...


1.Don't You want to No More〜 (Allman Brothers Band)
2.Hot Legs (Rod Stewart)
3.勝手にシンドバット (サザンオールスターズ)
4.宿なし (ツィスト)
5.Free Bird (Lynard Skynard)
(もっと演奏した気がするけど)

3.ではブラバンのメンバーがブラスセクションで協力してくれて盛り上げてくれました。ステージは大成功で大変盛り上がって良かったです。高校生活の良い思い出になりました。あ、録音は残っていません。


[大学時代]

・大学一年生(1979)

 大学に入ってからしばらくは色々あったのですが、結局、軽音に入りました。クラス(電子工学科)にドラムとギターがいました。ベースを探しているということでとりあえずトラで入りました。入ったバンドは、プログレバンド。ドラムの彼は、Bill Brufordの大ファンだったのです。とりあえずコンサートがあるとかで練習が始まりました。


バンド名:Carry All
Ds :ペンギンH(プログレ大好き、北海道出身)
g :T(ブリティッシュ系が好き、後にプロを目指す)
Key:脂っこいお姉さん(譜面は初見でOKでも、音がとれない)
Vo :きれいなお姉さん
b :私(この頃は、ファンク系が好き)

演奏曲は、

1.Long Distance Run Around (Yes)
2.Come Dancin' (Jeff Beck)
3.Epitaph (King Crimson)
4.Round About (Yes)

2.だけ毛色が違いますが、気を使って私の好みを入れてくれました。3.は、冒頭の低いところが歌えないので、私が歌う羽目に...(けっしてうまくないです)録音を聴くと、まさに'さくらといちろう'のエピタフでありました。(この曲だけなぜかお姉さんはコブシが回っていた...)4.はギターのチューニングが大きくずれていて、イントロでずっこけ。最後のコーラスのところは、お姉さんの合図が見えずに私だけコーラスを続けてずっこけ。結局コミックバンドになってしまいました。^^;) これが最後でバンドは解散してしまいました。理由はよく判りませんが、女性陣が料理を作ってくれて、解散パーティーがありました。


・大学二年生(1980)
 新入生が入ってきたので、大人しそうな女の子(あまりきれいだと、バンド内で
色々起きる)を選んでメンバーに。バンド名はシベリア

バンド名:シベリア
Ds :ペンギンH(プログレ大好き、北海道出身)
g :T(ブリティッシュ系が好き、後にプロを目指す)
Key:女性、大人しい感じだけど、タメ口
b :私(この頃は、ファンク系が好き)

 結局このバンドは、Fusionバンドになりました。学園祭で演奏した曲は、

1.Room 335 (Larry Carlton)
2.Silly Putty (Stanley Clarke)
3.Night Crawler (Larry Carlton)
4.Shine (Be Bop Delux)

 2.は初めてBassが目立つ曲でした。4.は毛色が違うバンドですが、ギターのワンマンショーでした。この時の録音は残っていますが、観客は、二人。みんな人を呼べよなぁ。出来は、まあまあ満足しています。

・大学三年生(1981)

 先のバンドは解散して、セッション的な活動をしていました。Dsのペンギン君の紹介で、音大出身のピアノのお姉さんと、Jazzのまねごと(お姉さんはちゃんとしていた)をやったりしました。ソロパートの完全アドリブはほとんど不可能で、色々フレーズを考えたりしていました。人前では演奏しませんでしたが、ComfirmationやWaltz for Debbyなどをやっていました。 このお姉さんは、プログレも大好きで、EL&Pなんか特にお気に入りでした。シベリアのメンバーでKeyのみこのお姉さんのバンドで、プレグレ等もやっていました。練習していたのは、


*Howe Down(EL&P)
*Blue Wind(Jeff Beck)
*タイトル失念(Colosiam II)
*Gimmie Some Lovin'(Dave Mason)->Voをやらされた
*Lunar Sea(Camel)
...etc

 悪の教典#9もやっていたようですが、この曲は勘弁してもらいました。^^;)

 この頃、先のギタリストT君の紹介で、TN君と知り合いました。彼は、神保明に似ていました。TN君の紹介で、神戸のバンドのメンバーとも知り合い、セッションを重ねていました。Vo(男)入りのバンドで、プロを目指していましたが、やはりバンド内のごたごたで夢は果たせませんでした。(Voが独立したいといったトラブルです)

 Voとb以外のメンバーでセッションをしたり、別のVo(女性)とPer(Voの彼氏)も
参加して、

*Friday China Town(泰葉)
*Down Town(エポ)
*Choppers Boogie(後藤次利)

などをやっていました。Vo抜きのメンバーで、プールでの演奏や忘年会の
生バンドなどのバイト('ばいしょう'と言っていた)で小銭を稼いだりしていました。

 この頃は、Jazzも勉強したいと思っていたので、雑誌のメンバー募集のコーナーでJazzをやっているというバンドにも参加しました。音大の学生のバンドで、メンバーは寄せ集め。Jazzといってもいわゆるいっぱつものでしたから、あまり参考にはなりませんでした。しかしこのバンドで、某ライブハウスに2度ほど出演しました。Free Jazzだとかいって訳の分からないことをやっていました。今思えば恥ずかしい思い出です。この時知り合ったKeyの女の子(ライブの参加は拒否)と先の神保君らと彼女のオリジナルやFusion系の曲を演奏するバンドもやりました。彼女のお父さんはプロのミュージシャンで、音楽事務所を経営している人でした。彼女が最初に持ってきた曲は、私にもよく解らない曲で、これがいやさにDsは脱退。gの神保君は、他のプロ志向のバンド(これも夢は叶わず)に専念するとかで脱退。残った二人で、多重録音を少しやっていたのですが、結局彼女もお父さんの後を次ぐことに なって、解体。彼女が一度だけ披露してくれた、弾き語りの何曲か(ニューミュージック系)の方が将来性があると思ったのですが、これは一度しか披露してくれませんでした。

 そんなこんなで大学の4年生は就職活動と卒論に追い回され(嘘)バンド活動は
ほとんど休止していました。

[社会人編]

 就職して、しばらくは大人しくしていたのですが、やはり手がうずき始め、雑誌のメンバー募集のコーナーを見て、何回かセッションをしました。色々ありましたが、印象に残っているのは目黒の確か鹿鳴館(?)の上のスタジオがMarshallのベーアンで気持ちよかったです。


 その後、Jazzのサークルの募集があり、初心者の私としては、勉強しようという気持ちで入会しました。(月謝\5K也)結局は、自分で勉強するしかなかった(理論は教えてくれなかった)のですが、ある程度メンバーが固定されるように>なり、ついにコンサートへ...。この時のは、ドラムの人が録音してくれました。コンサートといっても無料かつお菓子&ドリンク付きという発表会のようなものです。


1.Theme from Black Orpheus
2.Softly As Morning Sunrise
3.Girl from Ipanema
4.Satin Doll 5.Lullaby of Birdland
6.Wave
7.So Nice
8.All The Things You Are
9.Felicidade
10.Broadway
11.Shadow of Your Smile
12.Corcovado
13.Autumn Leaves
14.The Days of Wine And Roses
15.Blue Bossa
16.Star Dust
17.Samba de Orfeo

 半分くらいは先生の独演会だったので、緊張しないですみました。^^;)一番難しかった局はやはりBopの名曲'All The Things You Are'でした。即興で弾くのは断念して、フレーズを決めてしまいました。


 この頃、会社の英会話の教室で、知り合った人とバンドを作りました。作ったと言うよりは入れてもらったという感じです。Vocalの人はかなり自己主張が激しくて閉口しました。社外の人でしたが、ギターの人が上手かったです。彼とは、全く売れなかったというClaptonの'There is One of The Crowd'(安息の地を求めて)がお気に入りだったので意気投合しました。機会があったら彼とはもう一度やりたいですね。States Bolo Bluesをノーマルチューニングで、軽く演奏していました。しかし、このバンドはインストは御法度。Keyの女性も非常に困った人で、私は逃げ出しました。そのギター以外の人はそれほどのレベルではありませんでした。


・・・

 それから何年かして、電話がありました。某所にできるディスコ(と言っていた)の開店記念のパーティーがあってそこでコンサートをやるとのこと。前回のことがあったのであまり気が進まなかったのですが、結局やる羽目に。トラの立場を貫くつもりだったのにチケット売りまでされてしまった...(T_T)例によって歌入りばかり。曲順は忘れました。m(_)m

・Stand by Me
・China Grove (Doobie Brothers)
・Jumpin' Jack Flash (Aletha Franklin)
・You've Gotta Friend
・It's too Late (Eric Clapton)

 こんな感じだったと思います。Jumpin' Jack FlashはStonesのカヴァーですがなかなかかっこよくて気に入っています。この時はいくつかバンドが出たのですが、プロと言っていたVocalが女性のバンドがありました。どうも基本はC&Wだと思うのですがそのとき演奏した曲はStonesの曲が多くてVocalのお姉さんは辛そうでした。選曲に完全に失敗しているという感じでした。そのVocalのお姉さんはなかなか気さくで優しい人でした。この世界は裏はドロドロしていますからそんな風にはなってほしくないと思っています。今どうしているのかなあ。帰りの電車で一緒になったのですが、「これから銀座に帰るんです。」と言っていました。遠くまでご苦労さまでした。


 これからはほとんど活動していません。高中のコピーをやるバンドの練習に1回だけ出たけど、悲惨なものでした。コピーしてみてよく解りましたが、この人の曲は本当に手癖一発ですね。音楽的にも全くおもしろくありませんでした。


これで懺悔は終わりです。m(_)m(何時から懺悔のコーナーになったの?)

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