ブルーノの心臓

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 このサイトは猫の心臓病の一種である、拡張型心筋症の経過記録です。心筋症は進行性の疾患であり、現代の医学では治すことはできません。私の愛猫(ブルーノ)はアメリカンショートヘアの男の子ですが、7歳の時に拡張型心筋症と診断されました。発病時には獣医師からあと2年くらいという余命を告知されましたが1999年の発病から、亡くなる2008年までのほとんどを良い状態で過ごす事が出来ました。この病気は個体差もありますが、経過は本当に様々で発病してすぐに亡くなってしまうケースも珍しくありません。ですがブルーノのように長期に渡って安定するケースもまた、少なくないようです。こちらに記載されている記録は、ブルーノの病状把握の為に書いて来たものですので言葉足らずな部分もあるかと思いますがご了承下さい。実際の看護記録については、左側に年代別にリンクされています。また、こちらの記録の中には、素人の独断によって対応した部分が(もの凄く)多く書かれており、すべてをそのままうのみにされるのは大変危険です。あくまで一つのケースとして、参考にして頂けたらと思います。そしてなんとかして助けたいと思われて、こちらまで情報を探しに来られた飼い主さん。貴方の愛猫も、ブルーノのように危険な時が来ても乗り越えて穏やかな日々を出来るだけ長く、進行もゆっくりと進んでくれることを心から願っています。 葉山
 
 

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□ 肥大型心筋症

左心室拡張機能不全。
心室内腔は大きくならずに、心室の壁が厚くなる。
ペルシャ、メインクーンに多い。
メインクーンは遺伝が多いとされている。

□ 肥大型閉塞型心筋症

心室中隔左心室壁が厚くなる。
他の心筋症に比べ雑音が多い。

□ 拘束型心筋症

肥大型や、拡張型の特徴に当てはまらない場合に
この病名で診断される。
不特定型の心筋症と呼ばれる。

□ 拡張型心筋症

収縮機能不全。
心室内腔が広くなり、肥大型のように
壁は厚くならない。
他の心筋症に比べ、血栓症になりにくい。

 

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□ 症状

無症状であることが多い
呼吸困難になる(肺水腫/胸水)
*肺水腫/肺に一定量以上の水が貯留する
*胸水/胸腔と気管に一定量以上の水が貯留する
嘔吐

急性の後肢麻痺
食欲減退
元気消失
運動能力の低下
不整脈による歩行困難

□ 検査

胸部のX線検査
心電図
心超音波検査
血液検査
 
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 血栓症とは、心臓の動きが悪くなると
血流が悪くなり血液が凝固しやすくなって
1ケ所に詰まってしまう事から、血管を塞いで
しまい、その部分が壊死してしまう病気です。

□ 症状

突然の強い痛み。呼吸困難。
苦しがる、もがく(前足を突っ張る)。
腰が抜けたようになり、立てなくなる。

□ 予後

予後はあまり良くない。
死亡率70パーセント。
軽度の場合は点滴で血栓溶解が可能。
ただし、再発率50パーセント。
 

□ ブルーノの体験から

予兆はなく突然起こります。
見た事もないような暴れ方をして
大変痛がります。
本猫は痛みを回避しようと動き、怪我
などの二次災害が良く報告されています。
 

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□ 1999年/3月/7歳

ラシックス(利尿剤)
テノーミン(血圧降下剤)
アスピリン(血栓予防)
 

□ 2008年/2月/16歳

ラシックス(利尿剤)
フォルテコール(血管拡張剤)
 

※以下、2008年10月より腎不全対応

メルクメジン(解毒剤)
フィトケア K 60(栄養補助食品) 
 
※ラシックスのカプセル使用サイズは
1999年から総て5号サイズです。
5号サイズのカプセル満タンで1つと
カプセル半分で約 0 . 1 グラムです。
 

民間療法

AHCC

これは心臓に直接働きかけるものではなく
全身のバランスを整えるようなものです。
長年食事に混ぜて与えて来ました。
ブルーノの身体に合っているのか
目に見えて効果を感じました。
 

バッチフラワーレメディ
(オリーブ・レスキューレメディ)

これはメンタルな部分を支えるものとして
使用して来ました。特性から言っても
具体的にどのように良いかと表現するのは
難しいのですが、効果を感じました。

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 呼吸の数を数えると、胸や肺にお水が
ないかどうかを、判断できます。
私は携帯の付属機能のキッチンタイマーや、
秒針のある時計等を使って計りました。
普通、1分間で数値をみますが
間違えやすいのと、手軽に数えられるように
10秒で数えて6掛けにします。
お腹の上下を1回として6回までなら
お水はな いと判断して良いようです。
(7回以上の場合は早急に病院へ)
 その際注意する事は、喉を鳴らしている
時や何かの匂いをかいでいる 時、少しでも
身体を動かした後等は数えないようにし、
安静時に数えるようにすると、変化が
分かりやすいかと思います。
また、呼吸の仕方が腹式呼吸である場合は
肺の酸素が入るスペースが狭い事を示して
いますので、この場合もお水は貯留している
と判断して下さい。
 
※補足
ブルーノの場合ですが、2008年頃より
お水が貯留していても、回数には表れにくく
なり、判断が難しくなりました。
一回の呼吸を小さく、長くする事で苦痛を
回避し、激しい呼吸による体力消耗を防ぐ
意味もあるのかも知れません。この場合
お水の貯留があっても、10秒間での回数は
4〜5回でした。
また、ラシックス増減の必要性の有無を
判断する為の指標として、私が注意してい
たのは以下の通りです。
 
*小鼻を膨らませて息をしている。
*少しでも動いた時に苦しそうにしている。
*不自然なほど、静かに歩く。
*丸くなって座ったり、眠る事が出来ない。
 
 
 

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 □ 温度差

 温度差は動物に限らず、心臓を患って
いれば人間でも同じだと思いますが
やはり注意して来ました。
心臓が悪いという事は、血行が常に悪い
状態になるので身体が冷えやすいです。
特に冬場、猫さんのいる空間は人間の
足元に位置している事を踏まえて
温度管理をされるのが良いと思います。
また、飲み水があまり冷たいというのも
良くないようです。
これは、食道がきわめて心臓に近い所に
位置しているからです。また温度差と関
連して、心臓病を患ってる猫さんの死亡
時刻が明け方に集中して多いという統計が
あるようです。やはりこれも、冷える事と
関係していると思われます。
 

□ ブラッシング

心臓が悪いと血行が常に良くありません
ので、もしもブラッシングが好きな猫さん
なら換毛期に限らずしてあげるのが良いよ
うです。
 

□ ストレス

 心臓を患っている場合、ストレスは大敵
です。ブルーノは心拍を計る時に、数える
のに失敗をして何度も計っていると
だんだん速くなるという状態になりました。
こちら人間からは、なんでもないと思う事
でも彼等にとっては大変なストレスと感じ
る事があるのだと思います。‥
 
 

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