ひげふじのきりえアートコーナー

 『 かわさき私景 』 その64
B3s判(54cmx39cm)  2007-07-01 きりえ作品4点
 

川崎区 鈴木町味の素工場

梅雨空に 相生の椰子 そびえ立つ

高津区市民館主催「もっと識ろう川崎を」
講座の定員約3倍の申し込みに参加できた。
個人では近寄れない場所に
団体で行くことが出来た。

第一回は川崎区の多摩水門・味の素工場・
花王工場だった。
工場内部は撮影禁止なので
本館事務所正面のみスナップした。

4階建て屋上にとどきそうな
そびえ立つ二本の椰子の木を主役にして、
売店カウンターにあったマスコット人形に、
見学の人々をシルエットにして
きりえ画面を構成した。
川崎区 浮島町花王工場

浮島の かおる工場 夏至は雨

私が昭和33年10月に隣の埋立地の千鳥町で
油槽所タンク建設をしていたころ、
浮島は海底の砂を海水と共に吸い上げ
浚渫を盛んにしていた。
花王工場は昭和38年操業だから
4・5年前は海面だったところが
チャップリンの「マダンタイムス」的
ロボット・マシンとコンベアが動き
人影のない近代工場になっている。

工場内の見学には各人イャーヘッドフォンを
付けてガイド嬢のマイク音声が耳元で
はっきりと聞こえ、騒音の中でも説明を
充分に理解できたことに
日本の産業のすばらしさを実感できた。

「花王」のネーミングは、当時は洗濯石鹸のみ
製造だったのが、輸入化粧石鹸の
「かおりのよさ」に負けない商品を
製造するとして「かをる=かおう=花王」に
なったそうです。説明を聞いていた全員が
一斉に「ヘー」と声を上げた。
試に、三省堂新漢和中辞典をひいたら
「花王」牡丹-ボタン-の美称。とあった。
幸区 ラゾーナかわさき「四季の道」

流水に ハイビスカスの 鮮やかさ

JR川崎駅中央通路から「ラゾーナかわさきプラザ」の
2階フロアにつながりる。
川崎駅西口にあった東芝工場跡地が
再開発されて大きな集合商業施設になった。

駅から商業ビルを通り抜け建物裏側に
「四季の道」が造園され、
2階床高さから水を流している。
2007年7月に行った時、
カルガモが子育てをしていた。
去年の秋に開設したばかりなのに
カルガモはどこから情報を得てきたのだろう。

プランタンのハイビスカスが花咲かせ
若木が添え木されて植え込まれている。
歩き始めた男の子のあとを
ヤングパパが手を添えながら
後を追っていた。
デザイン学校の生徒さんだろうか
手作りの帽子を幾つも持参して
デジカメで撮影していた。
幸区 ラゾーナかわさき「キッズパーク」

夏の子ら 女躰の神さま 見守りて

ラゾーナ施設の西北に三角山の
「キッズパーク」が整備されている。
三角山の斜面は子供が登れるように
足がかりのメロン状団子石がはめ込まれ
子供達が群がり遊んでいる。

ラゾーナ外周の道路を隔てて
女躰神社の鳥居が見えている。
この神様は多摩川の氾濫を
鎮めるために入水した
女性を鎮魂する神社です。

乳母車をおすヤングママは
「四季の道」でマンウオッチした家族です。

掲載したきりえ作品の知的所有権(著作権)は、藤田正俊にあります。

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