冬至の日に江戸時代の元禄年間から穴八幡宮だけに伝来する長い伝統のある、一陽来復のお守りを出す。このお守りは財宝に縁が深くその融通がついて苦しむことが無いということから商売繁盛のお守りとして、これを求める参詣人が都内は勿論、関東近県、なかには遠く北海道、九州から出かけてくる人々で境内はごった返す。師走の忙しい時に何故こんなにも人が集まるかと不思議に思えるほどの賑わいだ。授かった護符は、冬至と大晦日、節分の日の午前0時にその年の恵方と反対側の柱に貼ると良いという。恵方(えほう)とは 「明の方」(あきのかた)とも云い、その年の歳徳神の所在する方向を指す。古くは正月の神の来臨する方角を指していた。
境内では“融通”にひっかけて柚子(ゆず)が売られる。