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1983年9月1日、アンカレッジ発ソウル行きの大韓航空機(KAL007)便が飛行ルートを外れサハリン近海
でソ連のミサイルに撃墜された悲惨な事件がありました。
KAL007が正規ルートを逸脱した原因を、慣性航法装置の作動エラーと仮定して、逸脱ルートをシュミレ
ーションしました。
その結果、慣性航法装置の誤った誘導が行われた為、パイロットは計器の指示に従い、規定通りの位置通報をし
ているにもかかわらず、実際には大きくコースを逸脱し、最終的には機首方位244度にてサハリン近海に到達
した計算結果となりました。
このシュミレーション結果は、KAL007がミサイルにて撃墜されたコースと一致するものであり、又撃墜さ
れた時間も一致したことから考察するに、KAL007は、慣性航法装置の誤作動により誘導され、航路を逸脱
したと結論付ける事が出来ます。
FS2002 フライトシミュレーターの GPS 用、逸脱コースのデーターを掲載しましたので,データーを
FS2002 にセットする事により、逸脱ルート上を飛行する計器の状況を検証する事が出来ます。井 出 三 津 彦