自らの収入では、到底返済しきれないほどの借金を抱えてしまった状態を多重債務≠ニ言い、他重債 務に陥った人を多重債務者≠ニ呼んでいます。 ここ数年、自己破産申立て件数は、20万件前後で推移していますが、自己破産を拒んでいる、あるいは 返済困難に陥っていることにすら気付いていない等の隠れ多重債務者を含めると、借金の返済メドが立 っていない債務者の数は、100〜200万人ほどいるとさえ言われています。
ところが、世間では、「自己破産だけはしたくない!」といったように、法的手続き以外による借金問 題の解決を望む人が少なくありません。 そこで、多重債務者がまず考える借金地獄からの脱出方法が借金の一本化です。 借金の一本化とは、複数の金融業者から借入れている借金を、低金利の1社にまとめて借り換えること で金利の負担を軽減するというものです。 確かに、借金の一本化は、多重債務者にとって魅力ある手法のようにもみますが、必ずしも有益な方法 とは言いきれず、場合によっては、かえって借金の額が増えてしまう恐れもあるので、安易な借金の一 本化はするべきではありません。
法的な債務整理法という意味では、先に挙げた4つの方法からいずれかひとつを選択しなければなりま せんが、複数から借入れている借金を一本にまとめ、金利の低い金融会社に借り換えることによって負 担を軽減するという意味では、借金の一本化も合理的であり、多重債務者にとって全くメリットがない とは言いきれません。(個人的にはあまり勧められませんが・・・) 借金の一本化について検討されている方は、次のようなデメリットやリスクがあるということも忘れな いで下さい。
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