平戸(長崎県平戸市)

日本初の国際貿易港があった平戸は、古い日本の町並みの中にどこか異国情緒が漂う静かな町です。
美しい海にかこまれたこの島には平戸城が小高い岡の上に建ち、その城下町にはオランダ商館跡や
イギリス商館跡があり、オランダ橋やオランダ塀など数々のヨーロッパの匂いが残され今も共存しています。
平戸へは北九州から車でおよそ片道4時間。私たちは、バスツアーに参加して到着しました。
「平戸城下雛祭りと和洋中バイキングと、平戸千里ヶ浜温泉」 4980円。
行程はほとんどバスの中。千里ヶ浜温泉ホテル蘭風は、お風呂が広くていいという話を聞いていたので、
お目当てはとにかく温泉。楽しみにして行きました。
お昼に到着して、早速バイキング。食事は、味付けはなかなか。でも、なぜチラシ寿司に麻婆豆腐、酢鳥??
洋のスパゲッティナポリタンにいたっては茹で過ぎの麺、最悪。けれども刺身はさすが新しくて、鴨肉のローストや
あらだき、茶碗蒸などはかなり美味しかったし、何よりも社長が小躍りしたのは、すっぽんのスープ!
どうもメニューの組み合わせが悪いのであって、来年からは和食バイキングにしたら良いのでは?という感想
でした。 けれども中華の杏仁豆腐は、杏の味がきいていて甘酸っぱく、かなり本格的。これはなくなったら
非常に残念なので、ぜひとも続けて欲しいものです。コーヒーゼリーは×だった。ばくばく杏仁を食べる私の横で、
社長、すっぽんスープを飲みすぎて(?)、しばし恍惚。 しゃ、社長?!
さて、食事のあとは少しおいて、早速温泉へ。少し濁った砂色の湯はつるつるの美人湯。
海の見えるお風呂や、緑に囲まれた大露天風呂など、種類は6種類くらいありました。
食事と温泉で2時間しかなかったことがとっても残念。 お風呂はもっと入っていたかった〜。
その後、平戸の町へ。
1時間半の自由時間。お雛様を見てまわるのが主旨のようですが、平戸といえば、フランシスコ・
ザビエル。町から教会の尖端が見え、それをめざして歩くことに。けれどもなかなか岡の上に
上がる道がわからず、たまたま見かけたシスターに教会への道をきき、「寺院と教会の見える風景」
と書かれた小さな路地をはいる。
左は竹林、右は二つのお寺が並び、その向こうに教会の尖端が。ヨーロッパでよく見た十字架の尖端
が、荘厳な瓦の向こうに。なんて美しい風景でしょう! 階段は少しきつかったけれど、心洗われる
思いでした。

平戸カトリック教会は、聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂という名を持っています。
ザビエルの1550年の来訪記念に、昭和6年に建てられました。
ゴシック建築の美しい教会は、先にキリスト教が広まった長崎独特のものかもしれません。
内部もとても美しく、観光客のために、中を見ることができるようになっています。
反戦を訴える書き込みが、来訪者のノートにたくさん残されていました。
教会の前には、なつかしの売店があり、キリスト教に関する本や、御絵、メダイや像などが
売られていました。昔は、どんな教会にもこんな売店があったものですが、今は何故か
なくなっています。マリア様の御絵を買いました。4月20日が今年の復活祭です。
さて、肝心のお雛様ですが、町に7つの会場があって、大きな壇が飾られているようです。
商店街では、かなりのお店でいろいろなお雛様が店先に飾ってありました。
去年あたりからはじめられたイベントのようで、今年は会場が一つ増えたとか。
三浦按針の館がそれですが、これがなかなか人気だったようです。
オランダと縁のある平戸らしく、郵便ポストの上にアムステルダムの町並みの建物が
飾られていて、私たちはそっちのほうに釘付け!
実は会場のお雛様はあまり見ていないのでした。
初めての平戸は、町並みをみるだけでもとっても素敵だった。そして温泉も最高!
名物のあご(飛び魚)の干物がほしかったのですが、見つからなかったのが残念!
めちゃめちゃ美味しいので、見つけた方は、ぜひ食べてみてください。
小さい干物ではなく、20センチくらいの大きいやつです。
魚ってこんなに美味しいの!?と本当にアゴが落ちます。絶品です。