スリランカ探訪

スリランカ旅行を計画されている方へ


目 次
困った賄賂体質 宿泊施設
スリランカのグルメ事情 各種料金支払い時の注意
スリランカ旅の服装 スリランカの土産物
旅のアドバイス持ち物編 生水は安全か?

困った賄賂体質

スリランカでは賄賂体質が蔓延っています。

スリランカ観光旅行から帰ってきた知人が入国時に空港の税関で
いきなり賄賂を要求されてびっくりした、と云っていました。
外国人観光客も帰国して来たスリランカ人も、
空港の税関で賄賂を要求される事は珍しくないようです。
手続きをスムーズにしてくれる代償に金品を要求して来たり、
「皆からは正規のレートよりも高い関税を取るのだけど****をくれたら正規のレートでやってあげる」
と云ってきたり・・・

でも反面「地獄の沙汰も金次第」、ちょっとした違反などをして
怖い顔をしたポリスに連行されそうになってもそっと袖の下を渡せば見逃して貰えたり、
もう昼休みだから後で来なさい、と冷たく追い払われそうになった郵便局で
すかさず袖の下を渡せば荷物を受け付けて貰えたり・・・。

賄賂を当然のように要求してくるお役人や当局者も問題ですが、
面倒を避ける為に安易にお金で解決しようとして
ますます収賄体質を増長させている人間が多い事も事実・・・

もしスリランカ旅行中に賄賂を要求されたら、あくまで突っぱねて正義を貫くか、 貴重な時間を無駄にしない為に黙って賄賂を払ってしまうか、
その時の状況にもよるのでしょうが・・・困ったものです。

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宿泊施設

スリランカはもともと観光立国ですので
外国人観光客向けの宿泊施設はそれこそピンからキリまで様々な形態のものがあり、
好みや予算によっていろいろ選べます。

あまり予算のない格安旅行を目指す方には個人経営のゲストハウスや小規模なホテルが良いでしょう。
ゲストハウスは食事付きの所が多く本場のカリーが堪能でき、家庭的な雰囲気も味わえます。
ただし設備面はあまり期待できず、シャワーは水シャワー、
エアコンもなく、夜は蚊帳の中で眠ることになるでしょう。
(スリランカは蚊が多いのに網戸は普及していません)

予算はたっぷりあるから快適で便利な旅をしたいという方には
外資系のチェーンホテルなら快適さは申し分ありません。
ヒルトンやコンチネンタルなどコロンボ市内これらのホテルは集中しています。
お湯の使えるきれいなバスルームにエアコンは当り前、
ルームサービスやホテル内のレストランも立派で飲み物は (ホットで飲む物以外)ちゃんと冷えていて氷入りです。
これって日本では当り前ですがスリランカではこういう外国人向けの超高級施設以外では
ジュース類も"常温"で氷など入っていないのが普通です。
文化遺跡の見物などで地方へ行ってしまえばこういう至れり尽せりのホテルはありませんから
高級快適志向の旅行者も多少の我慢は強いられます。


けれども私のお薦めしたい宿泊施設はなんといっても植民地時代のホテル。
建物設備は古くて多少の傷みはあるけれど、重厚で格式高い建物と調度類、
広々とした客室、古き時代を偲ばせる磨きぬかれた羽目板など、雰囲気は抜群です。
料金はゲストハウスや中小ホテルに比べると高いですが、
外資系チェーンホテルよりはずっと安いです。

スリランカで宿泊施設を選ぶ時、チェックしたいのはお湯の設備の有無です。
キャンディーやヌワラエリヤなど標高の高い観光地では
気温が低いので日本人には水シャワーはきついです。
他の熱帯気候の地域に比べるとお湯の設備のある宿泊施設は多いですが、
それでもあまり安価な所は水シャワーの所もありますので注意が必要です。
地方で暑い地域では高級なホテルでさえ水シャワーしかない場合が多いので
そういう場所ではもう、耐えるしかありません。

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スリランカグルメ事情

スリランカの食べ物といえばカリーです。スパイスの効いた激辛カリーです。
カリーはもう、当り前過ぎて敢えてここで述べる事もないでしょし、
ここではカリー以外の食べ物のお薦めを幾つかあげてみます。

シーフード。
海辺の地方へいけばおいしいシーフードを格安で食べられます。
インド洋から打寄せる波の音をBGMに食べるシーフードは格別です。

中華料理。
スリランカにもチャイニーズレストランは都市部を中心に沢山あります。
日本で食べるよりもずっと安く本格的な中華料理が食べられます。
スリランカでチャイニーズレストランは2種類あって、
一つはいわゆる本当の中華、中華料理そのものを出す店です。
もう一つはスリランカ風中華といえるもので、
一応チャイニーズレストランとしての看板は掲げていても本格的な中華メニューはなく、
あるのはチャーハンやヤキソバぐらい、そしてカリーなどのスリランカ料理もメニューにあります。
味は結構おいしいです。
味の素を沢山使ってあるという噂も聞きますが、私はおいしいと思いました。

辺鄙な場所ではホテル内で食事するしかないですが、
ホテル内のレストランはそれが外国人向け高級ホテルであれば価格が相当高ので、
都市部やリゾートでは外に出て、おいしいくて安いレストランを探してみてください。
どこへ行けば良いのか分からない場合はタクシードライバーに頼んで案内してもらう手もありますが
この場合はドライバーへのチップが必要です。

スリランカのレストランは大抵お客を相当待たせます。
まさに食事タイム、という時間に行っても大抵空いているのですが、
料理を注文してからの待ち時間が長いのです。
がら空きのレストランで店員さん達も暇そうにしているのに
30分以上待たされる事はしょっちゅうでした。
1時間近く待たされた事もあります。
空いている店で調理の必要もないはずのアイスクリームを頼んだら30分ぐらい待たされて、
やっと持ってきてくれたと思ったらどろどろに溶けて大部分スープになっていた事もありました。
食事時間は余裕を見て設定しておいた方が良いです。

カリー以外のスリランカ料理で特にお薦めするのは「アーッパ」と「カトレット」です。
アーッパは甘くないクレープのような感じですが、
小麦粉ではなく米の粉とココナッツミルクが主原料でおいしいです。
カトレットはスリランカ版コロッケです。スパイシーでとっても辛いですがおいしいです。

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各種料金支払い時のご注意

スリランカでは大きなスーパーや百貨店を除き、
店頭商品には価格が明示されていません。
価格はお客の顔を見て決めるという感じで、
外国人、中でも日本人に対してはかなり高い値段を呈示してきます。
タクシーや各種観光サービスの料金も、日本人だと見ると高くなります。
公営施設の入場料金でさえ、スリランカ人の料金と外国人の料金はたいてい別々に設定されています。
公営施設、特に文化遺跡の場合は貧しい自国の人々からは余りお金を取れない分、
経済的に豊かな外国人観光客から沢山お金をもらって施設の維持費に充てようという理由があり、
仕方ないですので外国人観光客は黙って支払うべきでしょう。
しかし、民間の商店やサービスの料金はどうぞ値切ってください。
相手も値切られることを前提としての値段を提示してきています。
ただし、いくら値切っても地元のスリランカ人に対する価格レベルにまで
値段を下げてくれることは難しいです。
もしスリランカ人の連れか案内者が一緒にいるなら、
日本人のあなたは姿を隠しておいてスリランカ人に交渉してもらい、
価格交渉が成立してから日本人は姿を見せる方が賢明です。
これは乗り物などの料金交渉の際には有効なやり方です。

タクシーに乗るときやガイドを雇うときは必ずはっきり料金を約束してからにしましょう。
そんなに悪い人ばかりではありませんが、悪質なのもいますし、
日本人はお金持だという観念があり狙われやすいので気をつけましょう。

レストランで実際の料金より高い金額を請求されることも私は何度か経験しました。
悪気のない間違いなのか、ウェイターの出来心なのか、店主の欲なのか、定かではありませんが、
料金はちゃんと確認してから支払いましょう。

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スリランカを旅する服装

島の大部分の地域では夏服でOKです。
島の中央山岳地帯、高原地帯に行く予定があれば長袖のカーディガンやトレーナーが必要です。
(この辺りは日本の10月ぐらいの気候です)
蚊が苦手な人は長袖長ズボンに靴下を着用することも考えた方が良いかもしれません。
(特に蚊の多い場所や時間帯だけでも)
それもあまり薄いと服の上から刺されてしまうので
少し厚手のものを少々暑くても私は着用していました。

蚊が苦手でなくても長ズボンか膝より下の丈のスカートを持っていきましょう。
仏教関係などの神聖な場所では男女とも、短パンやミニスカートは禁物です。
上半身もあまり露出し過ぎないようお気をつけ下さい。
現地の人々にとっては信仰の対象ともなっている大切な場所ですので、
たとえ外国人といえども聖なる場所を汚すような服装や行いは慎みむべきだと思います。

スリランカの強烈な太陽の下では洗濯物もすぐに乾いてしまうので、
着替えはあまり沢山は必要ないです。

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スリランカの土産物 1999.5.15

スリランカでポピュラーな土産物といえば、紅茶、宝石、スパイス類、各種民芸品でしょう。
紅茶はスーパーに行けばスリランカのいろんなメーカーの各種リーフティー、
ティーバッグ、フレーバーティーが売られています。
セイロン紅茶の総元締、「tea board」(スリランカ紅茶局)でも
いろいろな紅茶を独自に製品化して売っています。
ハイグロウンティー産地として、またイギリス人が拓いた避暑地として有名な
ヌワラエリヤ地区には観光客に案内付きで工場見学させてくれる製茶工場があり、
そこでもお土産用の紅茶が買えます。価格は格安です。

宝石は、スターサファイア、サファイアやスタールビー、
ルビー、キャッツアイなどがあります。
上手く買えば良い買い物ですが悪質な業者もありますし、
国営の宝石公社というのがあるそうなので素人はそこで買うのが無難でしょう。
(私は行った事がありませんが。)

スパイスはもしエスニック料理がお好きなら、
ここぞとばかりに買いこんでいきましょう。
カルダモン、クローブ、胡椒、クミン、シナモン、
見かけは日本で奇麗な小ビンに入って売られているもののようにきれいではなかったりしますが、
新鮮でとにかく安いです。ただし虫がついていることも多いので注意してください。
卵が混じっていて、日本に持ちかえって暫くすると袋の中は小さな虫だらけ、
といったこともよくあります。特にカルダモンとフェンネルは要注意です。

ジャム類は日本では珍しいトロピカルフルーツのジャムがいろいろあってお勧めです。

カシューナッツもあります。
スパイシーな味の付いているのと、味の付いてないのとがあり、
味の付いてないのはバターでゆっくりいためて軽く塩をふるとおいしいです。

お香、美しい絵柄のバティックや木彫り(黒檀や白檀を使ったものもある)、
悪魔払いの儀式に使う仮面(かなり不気味)、太陽をかたどった真鍮製の壁飾り
もおもしろいです。
そういう民芸品を売っている店は外国人観光客を相手に商売することが多く、
中にはかなりな値段を吹っかけてくる店もありますので、値切ることを忘れないで下さい。

サリーを買って着てみたくなる方も多いと思いますが、もし買ってもきっと着方が分からないでしょう。
サリーというのは大きな1枚の布なのですが、中には日本製の布もあります。
うちの旦那さんがスリランカへのお土産にするんだと言って安い帽子を沢山買ってきたところ、
よく見るとスリランカ製だったなんて事がありましたが、
スリランカで日本製のサリーを買うのもなんだか妙ですね。

悪魔払いの仮面の写真| バティックの写真

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旅のアドバイス持ち物編

医薬品やカメラ、着替類など、海外旅行の必須アイテムに加え、
スリランカを旅される日本人旅行者が持っていった方が良いものは

虫除けスプレーと良く効く虫刺されの薬。
絶対忘れないで下さい。スリランカには蚊がそれはそれは沢山います。
標高が高く気温の低い一部の地区を除き、島の大部分は蚊だらけです。
私はキンカンの大瓶を持っていきましたが1ヶ月の滞在の間に空になってしまいました。
長期滞在予定なら蚊取り線香も持っていった方が良いでしょう。(現地でも売っていますが)
電気式のは電圧やコンセント形式が違うので使えません。

ポケットティッシュを沢山。
スリランカのトイレには外国人向け施設のトイレを除いて大抵トイレットペーパーがありません。
現地調達も可能ですが、何処にでもコンビニがある日本程買い物事情は便利ではなく、
持っていくにこしたことはありません。

シャンプー、リンス、ボディシャンプー類
日本ではホテルにこれらが備え付けられているのは当たり前になってきていますが、 スリランカではごく一部の最高級ホテルを除いて、小さな石鹸が備えてあればいい方です。

帽子類
スリランカの太陽は強烈です。布製で小さくたためる帽子をカバンに入れておきましょう。

小さな水筒
都市から離れて歩き回りたい方は持っていた方が良いかもしれません。
暑さで喉が乾きがちなのに自動販売機など何処にもありませんし、
生水が安全でない地区も多いです。
観光地ではジュース類を売っていますが大抵”ファンタ”で冷えていることは滅多に無いです。
生暖かい炭酸飲料を飲んでみるのも「郷に入れば郷に従え」で良いかもしれませんが。

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生水は安全か?

書店にあるスリランカのガイドブックには「生水は飲むべからず」と書いてあります。
現実にはスリランカの人々はたいてい平気で生水を飲んでいます。
私も一緒に沢山飲みましたが全く平気でした。
ただし、あまり衛生的でない場所や地区では
日本人は止めておいた方が良いと言われて生水を避けた時もありました。
日本人は生活環境が衛生的過ぎるのか飲食物に潜む病原菌に対する抵抗力が弱い人が多いようなので、
現地の人々よりは注意が必要でしょう。

ガイドブックの助言を忠実に守って、生水を一切飲まない日本人旅行者は多いので、
日本人だと見ると黙っていてもミネラル水を出してくれるレストランもあります。
私も、一緒にテーブルについたスリランカ人の連れ達は皆コップに入った水道水を供されているのに
私の前にだけボトル入りのミネラル水を置かれた経験があります。
しかし、ホテルの部屋の洗面所の水も一般家庭の水道水も井戸水も、
現地の人々が平気で飲んでいるものは私も飲んで平気でした。
それでもまあ、コレラも発生している国ですし、
たまたま私が運が良かっただけかもしれませんので用心するにこしたことはないという事で、
やっぱり生水は飲まないというのでしたら、それも良いかと思います。

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