2007年6月の記憶や資料を元に書いていますので、現在は情報に変更や食い違いがあるかもしれません。
交通費は片道、宿泊先の値段は1部屋(ダブル・ツイン)の値段です。

フランスの美しい村6 / 城塞都市カルカッソンヌへ
朝7時発のバスに乗りコンクからRodez/ロデズ駅へ。そして今度は電車で一気に最終目的地である城塞都市Carcassonne/カルカッソンヌへ向かいます(30.10ユーロ)。今までの場所とは違いカルカッソンヌはガイドブックにも大きく掲載されている一大観光地です。
「城塞都市カルカッソンヌ」…なんて素敵な響きでしょう。これは期待するしかありません。
カルカッソンヌ駅到着。やたら風が強いのはピレネー山脈が近い影響でしょうか。言葉もフランス語以外の言葉(スペイン語か何か)がやたらと聞こえてきます。フィジャック、サン・シル・ラポピー、コンクは白人ばかりでしたが、ここは人種も多種多様です。なにせここは飛行場からも近く、交通の便もいい都会。今までとは比べ物にならないくらいたくさんの観光バスや観光客が道を往来していますし、地元住民らしき学生も歩いています。
さっそくインフォメに向かい今日のホテルを確定。城塞都市が見える場所、もしくは城塞都市の中に泊まるのがオススメのようですが、そういった場所の安いホテルはほとんど空きもなく。もうここまで来るとホテルにこだわる気力さえありません。
外見 本日の宿泊先:なんとかスターホテル(名前すら記録していないほどどうでもよかったらしい)
大通りに面したホテル。ホテル名とは違い、実際のランクは星ナシ。可もなく不可もなく。
シャワー・テレビありのお部屋(テレビナシより若干高い)を選んだのですが、なぜかテレビは映りませんでした。
後でわかった事ですが、インフォメを通さなければ城塞の中にも空室ありで同額のホテルはいくらでもあるのでした。
昼食のサンドイッチを近くにあったパン屋で購入し、そのままこの町の名所、城塞「La Cite/ラ・シテ」へ。
バスに乗るほどの距離でもなく、徒歩で十分行ける距離です。今まで荷物を担いで歩き続けた我々にとっては屁でもありません。
川はオード川
入口
町と城塞都市をつなぐポン・ヌフ。
橋から眺めたラ・シテ。
Porte d'Aude/オード門
かなり広めのモン・サン・ミッシェルといった感じ。見どころはChateau Comtal/コンタル城ですが、ロアーヌにあるような絢爛豪華な内装ではなく、渋い石造りの「砦」です。ファミコン時代のドラクエの町を実際形にすると、こんな感じになるのかもしれません。
外
中
サン・ナゼール寺院
城塞の外側。
城塞の上から眺めた図。
中にあるSt-Nazaire/サン・ナゼール寺院
「・・・・・・・・」

何となく物足りなさを感じながら、スーパーへ行き、ワインやツマミを購入。夕飯はマクドナルドで済ませ、ホテルに帰ってスーパーで買ったワインを飲みつつ日が沈むのを待ちます。ガイドブックにはこうありました。
カルカッソンヌは二重の城壁をもつヨーロッパ最大級の城塞都市。夜にライトアップされた姿は実に幻想的で、古くから「カルカッソンヌを見る前に死ねぬ」と言われるほど。

これは期待するしかありません。
しかし本格的に暗くなる夜10時を待たずして友人は早くもダウン。こうなったら私1人で夜のカルカッソンヌへ向かうしかありません。
なにせ「見る前に死ねぬ」の場所なのですから!

夜のカルカッソンヌは朝とは違い車通りも人通りも少なく、やたら静まり返っています。店もほとんどやっていません。いるのは夕飯帰りの観光客か、「深夜コンビニの前でたむろしている連中・カルカッソンヌバージョン」といえる若者。タクシーに乗る距離ではないのは分かっているので、足早に道を歩くのみ。やっと夜の城塞都市が見えてきました。
夜のラ・シテ 夜の城塞都市 これは・・・


見る前に死んでも大丈夫。
コンクでの感動がでかすぎたのでしょうか。「もうこれから先の観光地へ行っても、ここ以上の感動は味わえないかもねー」が現実のものとなってしまいました。いや、これはこれで十分に感動的なのですが、何かが物足りません。最初にここを訪れていたら、この城塞都市の壁の上から日本に向かってその感動を叫んでいたことでしょう。(嘘ですが)
再び足早に橋から町を駆け抜け、ホテル到着。「どうだった?」の問いに「まあまあ」としか答えることができませんでした。
(2008/4/3)
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