うぷぷの車庫 “トゥインゴ”

デントリペア 前編


わかるかな?  今年の1月のある日、どこかのファミレスに寄った時の話である。駐車場にトゥインゴを停め、食事をして「さぁ、帰るか」と駐車場のトゥインゴに向かって歩いている時、違和感を感じた。ボンネットに映り込んだ背景の一部がなんか不自然。背景は建物。その建物の直線的なサッシのフレームがフニャっといった感じで歪んで見える・・・。「な、なんなんだ!」何かがぶつかったのだろうか? それとも、物でも載せられたのか? しかし、塗装面に顔を近づけても傷はない。どうやら、自然にできてしまった凹みのようである。凹みとは言ってもホントに微妙で、“歪み”と言ったほうが適当だろう。見る角度によっては全く気にならない。ある角度でしか確認できないものである。
 さて、どうしたもんだろう? と考えているうちに時間だけがいたずらに過ぎていった。ま、すぐに直さなければと言ったものでもないし、本当に微妙な歪みだし・・・。それでも気にはなっていたので、いつかはプロに診てもらおうと思っていた。
 ちなみにこの歪み、いつごろからあるのか調べてみた。急にできたものなのか? それとも、昔からあったものなのか? 膨大なトゥインゴ画像を引っ張り出し、目を皿のようにして見ていたら、映り込んだ背景に歪みがあるものを発見した。画像の日付を見ると2002年7月。もう2年もの月日が経っている(実際にはもっと前からあったのかもしれない)。今年の1月まで気付かなかったのはそれだけ目立たなかったと言えるが、一旦気になりだすと、どうしてもそこに目が行ってしまう。なんだかなぁ...ずぼらなのか神経質なのか? 自分でもよくわからない(笑)。

これならわかる?  ということで、歪みに気付いてから約8ヶ月が経った今頃になってやっとプロの方に診ていただくことにした。凹み直しのプロと言えば、デントリペアである。デントリペアについては、利用したことがなくても聞いたことはあるという人も多いだろう。昔なら小さな凹みでも板金塗装で直すか、諦めるしかなかったものが、デントツールと言われる棒で凹みの裏から押し当てて直すという画期的な修理方法である。再塗装するわけではないので、時間もかからず、色も変わらない。しかも板金に比べればロープライスである。ただし、かなり深い凹みや塗装が剥がれているものは板金塗装に任せたほうが現実的といわれている。
 ウチのトゥインゴも既にデントリペアを経験している。以前、“続・マイナートラブル”でも書いたが、トゥインゴを購入して1年が過ぎたころ、運転席側のドア中央部に凹み(エクボ)を発見。で、当時お世話になっていた桜新町の指定工場に出し、デントリペアで直してもらったことがある。実際に修理したのは指定工場と提携しているデントリペア業者だったのだが、その仕上がりにはかなり満足した。

シーリング剤が・・・  今回お世話になったのは千葉県松戸市にあるDRWorksさん。ウチからはちょっと遠いのだが、ほぼ一本道で行けるのと、過去にトゥインゴの修理をしたことがあるとのことで、少し前から「直してもらうのならここにお願いしよう」と決めていた。
 お店に着き、早速ボンネットの表から裏から診ていただく。さらに歪みの裏あたりを指で何度か押し当てている。私:「どうですか?」 職人さん:「これはいじらないほうが良いです・・・」。その理由は・・・先ず、当方の予想通り、この歪みは自然にできたものではないかとのこと。そして、この歪みの真裏には骨組み(補強材)をガッチリと固定するためのシーリング剤。歪みを直すとなるとそのシーリング剤を削って・・・ということになる。しかし、それをやってしまうと鉄板と補強材とのバランスが崩れてしまい、今回の歪みが直っても場所を変え新たな歪みが発生するリスクがあると言う。ちょっと残念ではあるが、取り返しの付かないことになっては泣くに泣けないので、リペアは断念することにした。だからと言って、憂鬱にはならなかった。むしろ、プロの方のわかりやすくも説得力のある説明を聞いたことで、モヤモヤが取れた感じである。これからはあまり神経質にならず、気にしないようにしたいと思う。


 でも、せっかくデントリペアのお店に行ったのだから、そのまま帰るのはもったいない。そこで、かなり前から運転席側ドアの上部(窓のすぐ下あたり)にあった小さなデント(実はボンネットの歪みより目立つ)を直していただくことにした。これについては後編で・・・。

2004年9月17日

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